身体の探求

疑問に思ったことについての記事を書きます。

チーズはどこへ消えた?を読んで

 

 

チーズはどこへ消えた

 

 

 

この本は、簡単にまとめると「2匹のネズミと2匹の小人が迷路(チーズを追い求める場所)の中で、チーズ(手に入れれば幸せになれるもの)を求めて旅をする」という内容です。

詳しい内容は、本書を読んでください。

薄いので1時間ぐらいあれば読めます。

 

この本から僕が学んだことは「変化にいち早く気づき、臨機応変に対応することで追い求めていたものにたどり着けるということです。」

自分が追い求めていることはそれぞれあると思います。

 

 

健康になるというチーズを例に

例えば、「健康になる」ということが求めていることだとします。(以下、たとえ話👇)

Aさんは健康のためにyoutubetwitterなどのSNSで情報を集めて実践していました。

しかし、1年程続けても効果は見られず、怪我をしやすくなってしまいました。

Aさんは迷います。ここで今までやってたことを続けるべきか変えるべきか。

「続けるとおそらく同じことを繰り返してしまうだろう。」と皆さんも予想がつくと思います。

しかし、Aさんは続けてしまいました。

それはなぜか?

「1年も続けてきたのだからそれを変えるのが怖い

と思っているからです。

この気持ちはわからなくもないです。“今までやってきたことが正しくないかもという不安”と“変えて本当によくなるのか”という不安が生じて現状を変えたくないという思考に至ったのでしょう。

現状維持は確かに安心します何も考えずに同じようにやればいいから。

しかし、Aさんの場合その現状が悪い状態であるのに何も変えなかったら現状維持どころか悪化していく可能性もあるわけです。

それにもかかわらず、「変えたくない」と決断したわけです。

 

今までやってきたことが正しいとそれにしがみつきたい気持ちはよーくわかります。

本人も心のどこかでこのままじゃだめだと思っているはずです。

しかし、“変えたいという気持ち”より“変えることに対する不安”が勝ってしまうのです。

人って感情で動くのでやっぱり本人の気持ちが変わらないと長続きはしません。

例えば、子供なんかはいい例で。部活とかで「腕立てやれ」とかではその場では、嫌々やるかもしれないけど「腕立てを自主練でやっといて」って言われてもやる子はほとんどいないと思います。それは、子供自身が「なぜそれをやるのか」「それによって得られる効果は」とかわかってないことに加えて「そもそも楽しくない」場合はほぼやってくれません笑。

なので、納得のいく説明+楽しさが必要です。

 

Aさんも同じで、今は変えることを怖がっていますが、変えないと何も変わらないということを自分自身で理解することで一歩踏み出せるかもしれません。

 

まとめ

人は変化を嫌う生き物ですが、変化しないと何も成長しません。待っているのは衰退だけです。自分で変えられればいいのですが、Aさんのように自分で変えられない場合は、だれかを頼ることもありだと思います。

僕が肝に銘じておきたいのは「一回変えてみてダメだったらまた変えてみる」ことです。

何回も試行錯誤してチーズにたどりつければいいと思います。

そのためには、感情に振り回されず柔軟に考えること、一つに固執しすぎないことが必要だと思います。井の中の蛙大海を知らずですね。